
はじめに
夏が終わり、
朝晩の空気が、少しだけ軽くなってきました。
お盆も過ぎ、
街はいつもの日常に戻っていく。
「ちゃんと見送れたのかな」
「何か変わらなきゃいけなかったのかな」
そんな気持ちが、
静かに浮かんでくる季節でもあります。
区切りがついたようで、ついていない
9月になると、
「ひと段落」という言葉を耳にすることがあります。
でも、心はどうでしょう。
お盆が終わったからといって、
想いが整理されるわけでも、
気持ちに答えが出るわけでもありません。
何かが終わったようで、
実は何も終わっていない。
それは、とても自然なことです。
想いは、そのまま続いていく
季節は進みます。
景色も、少しずつ変わっていきます。
それでも、
あの子への想いだけは、変わらない。
薄れるわけでもなく、
整理されるわけでもなく、
ただ、そこに在り続ける。
「前に進めていない」のではなく、
一緒に、同じ場所に立っているだけなのかもしれません。
何かを決めなくてもいい時間
9月は、
何かを決めるには中途半端で、
何もしないには、少し考えてしまう月です。
供養の形を決めなくてもいい。
気持ちに名前をつけなくてもいい。
「今はまだ、このままでいたい」
その気持ちも、
ちゃんと大切にされていいものです。
TENがそばにある意味
TENは、
区切りをつけるための器ではありません。
想いを整理するためでも、
前に進むためだけの存在でもありません。
ただ、
変わらない想いがあることを、
そっと肯定するための場所。
何も変わらなくても、
ちゃんと大切に想っている。
そのことだけが、
静かに残ればいいと考えています。
おわりに
季節は進んでいく。
でも、想いはそのままでいい。
9月は、
「何も変わらないこと」を
少しだけ受け入れられる月なのかもしれません。
「凛としておだやかに」は、
区切りのない時間を生きるあなたの想いに、
これからも、そっと寄り添っていきます。
この記事は、ペットロスケアマネージャー/ペット終活アドバイザーの結来が、
日々のご相談の中で感じていることをもとに綴っています。
気持ちが少し動いたとき、
またそっと読みに来ていただけたらうれしいです。
